今日のなるじばなし

今さらこんな話、誰も読まないからこそ書く。そんな感じです。

働き方改革でカッコつけるのが一番迷惑

昨今の働き方改革で仕事中の休憩を昼も合わせて2時間とることになっています。

 

これはなかなか休めるものではなく、移動も勤務時間と見なされるので細切れ休憩を繰り返すようにしています。

 

しかし、周りの人はほとんど休憩を入れずに働いている人が多く、会社も徹底してこないところがダメだなと感じています。

 

私は個人にとって仕事の大切な部分は成果に対する正しい評価だと思っていますが、事業体の会社にとって大切なのは事業の継続性だと思っています。

 

そして、働き方改革は休みが増えたのが良かったのではなく、色々なパターンの働き方が認められたのが良かったのです。

 

以前のような過労気味の働き方は否定され、働く時間を平準化するなかで大切なことは与えられた時間でどれほどのパフォーマンスを発揮できるかをキチンと算出することだと思います。時間はコストですから、その算出は重要です。

 

多く働けばそれなりに成果は出るものですが、全ての人が長時間働けるわけではありません。

成果を出せる平均時間がどれだけかを算出しておけば、人が変わってもパフォーマンスは落ちにくくなるはずです。そうすれば事業の継続性が保たれる可能性が高くなります。

 

営業で言えばプレーヤーの期間は長くても20年、残りはマネージメントの期間だと思います。

そんななかで自分だけが20年間がむしゃらに時間というコストを無視して働いたとしても、そのあとに同じコストを掛けられるかは不透明ですから、それまであげられていた成果が出ないかもしれません。

 

労働のポリシーは人それぞれですから、がむしゃらに働くのも一つのポリシーですがそうやって自分だけ働き方改革に抗って働いたとしても後で困るのは自分と同じように働けない部下を持った自分自身であるということをよく理解しておかなくてはいけないと思います。