心を形には出来ないのだけれど
先程、紅白でもAI美空ひばりが出てきましたね。
あれは多分9月か10月だったと思いますが、NHKスペシャルでそのAI美空ひばりの作成過程が放送されたんですね。
秋元康、天童よしみ、森英恵、加藤和也と名のある人たちだけでなく、当時髪結を担当した人、美空ひばり後援会といった人たちも巻き込んで再現の作業が進行してきたわけです。
結果出来上がった歌は私には素晴らしく感じられました。世間では批判的な声もあったようです。
でも、歌以上にそこまでに至る過程が私の心にはささりました。
美空ひばりさんの命日には未だにお墓参りに来るファンの方が大勢いるということにも驚きました。もう30年も経つというのに、どれだけ愛された存在だったのか。
携わった人たちの心に遺る美空ひばりさんをもう一度見たい、それは道を外れれば批判されるでしょうがあの番組の構成にはそのような部分は感じられませんでした。
平成の心残りを1つの歌にした、そういうことだと思います。